皆さん、おはようございます。
今日もご来訪、感謝です。
最近朝起きれなくて布団でごそごそしています。もう布団でブログを更新したいくらい。。。
今日はそんな布団の中でネットサーフィンをしていて見つけたニュースで思うところと、
最近読んだ本を紹介させていただきます。
どうやら、好景気と言われている世の中ですが、リストラが1万人越えしたそうです。
日本においてリストラとは人件費の削減のため、不採算部門の縮小や人員整理の事を指します。
今日は、大手の企業含め、だんだん人の確保がいらなくなってきたんじゃないかと感じてきた話をしたいと思います。
リストラが6年ぶりに1万人を超え、大企業も大規模の人員整理を行う
Business Insider によると、2019年のリストラによる退職者数が1万人をこえたそうです。
(希望退職や早期退職を含む)
2019年のリストラによる退職者数が6年ぶりに1万人を超えた。東京商工リサーチの調査によると、2019年1月~9月に希望退職や早期退職者を募集した上場企業は27社で対象人員は1万342人。2018年の人員を大幅に上回るだけではなく、6年ぶりに1万人を超えた。
https://www.businessinsider.jp/post-202090 より引用
また、その希望退職や早期退職を募集する企業も、大企業が行うようになり、
業績や売り上げが好調、規模が大きな会社もリストラを行うようになってきています。
さらに10~11月にはキリンホールディングス(以下、キリンHD)と傘下のキリンビールなども希望退職者募集を実施しており、リーマンショック後の2010年の1万2232人を超えるのは確実と見られる。
https://www.businessinsider.jp/post-202090
リーマンショック以来の規模感で人員整理が行われている現状で何が起こっているのか、
少し考えてみました。
倒産になるほど追い込まれていないのに、人を整理している
人員整理をしないといけないほど、人件費を削らないといけないほど今の日本企業は
売上が悪く、利益が悪化しているのでしょうか?
Response.20thによると、2019年上半期の数字にはなるのですが、
企業の倒産数は前年比より増えたものの、過去30年の中では5番目に少ない水準だそうです。

( https://response.jp/article/2019/10/09/327420.html )
※しかし、倒産の件数自体は少しずつ増えてきていますので、底打ち感は否めません。
2019年度上期の値を底値にして、今後増えていくのか、減っていくのか・・・
これからの企業倒産数の推移に注目していくべきとは思います。
とはいえ、現状これを見るとそこまで企業全体の傾向としては
経営状態が悪くないと考えられます。
それなのに企業では人員整理が盛んに行われ始めた、という事は、
会社に人が不要になってきた、ということだと考えられます。
Global industrial robot sales doubled over the past five years – IFR によると、
世界中において、産業用ロボットの話にはなりますが、ロボットの出荷台数が年々増加傾向にある、
ということです。これからどんどん増えていきそうです。

少子高齢化に伴う労働人口の減少で企業はこれから慢性的な人材不足に襲われる、もしくはすでに
人手不足を実感している企業が、
積極的にロボットやAI技術を導入することで企業を継続していこうとすると思います。
人を雇うよりコストが抑えられ、かつ単純作業であれば対象に、かつミスなく実施してくれる
ロボット達に単純業務を任せ、人間は判断をしたり、企画をしたり、
人間ならではのコミュニケーションを取れるような仕事に注力する必要がありますが、
そういった仕事内容のシフトについていけない人は残念ながら人員整理の対象になる、
という事になるのだと思います。
また、こういった仕事のシフト、ロボットによる自動化についていけないのは人間だけでなく、
会社もあり得ると思います。
そして、経済界のリーダーも「終身雇用の継続は難しい」と言い出しました。
終身雇用の継続困難な中、私たちはどう生きていくべきか?
日経ビジネスによると、トヨタの豊田社長が「今のままでは終身雇用を継続するのは難しい」と
いう旨の発言をされました。
トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する発言が話題を呼んでいる。13日の日本自動車工業会の会長会見で「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/051400346/ より引用
こういった自動化ロボットの導入や、
記事の中では外国人労働者の流入という状況を述べられていましたが、たぶん日本もそろそろ
新卒で入った一社に入って終わりという時代ではなくなります。
また、60歳まで働いて終わり、というのもなくなり、70歳まで働く、という時代に突入します。
「プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術」や
「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」でも共通して述べられているのが、
転職してキャリアを重ねたり、副業(兼業)をして経済資本を貯えたりすることで、
何歳になっても必要とされる「人財」になり、またチャレンジすることが大切だと思います。
転職してキャリアを重ねていく
今はもう転職する=悪、後ろめたいこと ではなくなってきています。
おそらくですが、もうすぐ新卒一括採用もなくなってくると思います。
自分のキャリアを見直し、これからどんな仕事に就きたいか?
どうやって成長していきたいかをプランニングし、今の会社では成長が望めない、と分かったら
転職に踏み切りましょう。
同じところにとどまっていると変化を恐れるようになります。転職でチャレンジするという
姿勢でいることで成長や変化に対し前向きに考えられるようになり、常に成長する意識を持てます。
転職サイトやエージェント依頼をして、情報を仕入れてみましょう。
今すぐ転職という事にはならなくても、「【転職する気が無くても】ゆるい転職活動のすすめ」のように、転職市場がどんな人材を欲しているか、見てみるだけでも勉強になると思います。
副業でチャレンジ、経済的な余裕を得る
転職でチャレンジと言っても、まだまだ周囲の理解を得られない、
もしくはご自身もとてもリスクがあるとお感じの事もあると思います。
そういった時は副業でやりたいことにチャレンジしてみましょう。
私は副業としてブログ運営を選んでいますが、
その考え方については私の以下の記事もご参考いただけると幸いです。
副業で成長していきたい、スキルとして身に着けたい分野にチャレンジし、
収入とともにスキルアップをしていくと生涯付き合える仕事に出会えると思います。
まとめ:60歳超えても取り組める何かを今から探そう
以上、リストラの活性から見るこれからの働き方についてでした。
今は定年まで働いて年金生活でのんびりと・・・なんていうわけにはいきませんし、
60歳でリタイアするには気力体力ともに充実しているのが今の高齢化社会です。
一生働いても苦にならない仕事や、求められるキャリアを構築して、
経済的にも精神的にもゆとりある、幸せな人生を過ごせるように考えるのが大事です。
今からどんなキャリアを歩いていきたいのか、どうやって稼いでいくのか、
考えてみてはいかがでしょうか?
先ほど紹介させていただいたの2冊の本もぜひ読んでみてください。
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