皆さんこんにちは。今日もご来訪感謝です。
新型コロナウィルス感染抑制のための外出自粛により、
経済の停滞が懸念されるようになってきました。
引用の記事は中国の話ですが、日本でもご多分に漏れずでしょう。
中国1~3月GDP6.8%減が示す「コロナ後」の世界経済
中国国家統計局が17日に発表した2020年1~3月の国内総生産(GDP)は物価変動を除いた実質で前年同期比6.8%減となった。四半期の成長率としては記録がある1992年以降で初めてのマイナスとなり、新型コロナウイルスの世界的流行が長期化すれば文化大革命の混乱期以来となる通年でのマイナス成長も視野に入る。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、1月下旬から2月にかけて経済活動がほぼ停止したことによる深刻な影響が改めて数字として示された。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00113/041700011/より引用
※日本でも2020年第1四半期(4月~6月)のGDPが2019年度第4四半期(1月~3月)に比べ
27.8%下がったというニュースがありました。
内閣府が17日発表した2020年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で1~3月期から7.8%、年率換算で27.8%減った。新型コロナウイルスの感染拡大で、リーマン・ショック後の09年1~3月期の年率17.8%減を超える戦後最大の落ち込みとなった。
日本経済新聞より引用
ただでさえ3月、4月は新学期・入社の新しい出会いや異動・転勤の時期でもあり、
いろいろと出費の懸念も多くなる時期です。
お金を親しい人に融通してもらえたり、
また普段から備えも有れば良いのでしょうが、
そうもいかない方もおられると思います。
そんな時に助けになるのは金融機関から融資をしてもらうローン。
ローンも目的や用途に応じて種類があるのはご存じですか?
今日は、そんないろんな目的に応じたローンを紹介させていただきます。
目的別のローンは金利も低く、お得な場合が多い
当然ながらローンはお金を借りるので、金利が発生します。
金利による利息を上乗せして、借りた金融機関へ借りた額より多めに返さないといけません。
目的に応じたローンは、借りたお金はその目的に限定され、
審査は少し厳しくなりますが、しっかり審査されることで、貸す側の損失のリスクも
カードローンに比べると少なく、比較的低めの金利で
お得に利用することも可能です。
人生の節目のお買い物、イベントで是非とも検討ください。
ちなみに、どの目的別ローンでも審査は必要です。
無条件でお金を貸してくれるわけではありませんし、
無利息というのは滅多にありません。
貸す側の売り出すキャンペーンとして、30日間など、一定期間で無利息を謳う、
などはありえますが。
審査に必要な基本項目はカードローンと同様です。
また、収入が不安定、過去にカードローンの延滞や破産の履歴があると
融資を受けられない可能性もあります。
以下の記事で必要な項目などご確認ください。
ブライダルローン

結婚式で利用する費用を充当できるローンがブライダルローンです。
結婚にかかる費用の相場は大体461万です(ゼクシィより引用)。
特に挙式の費用に関しては350万程度を前払いしないといけないところが多く、
一括でこの費用を払えない場合もあるかと思います。
その時にこのブライダルローンが役に立ちます。
通常のローンに必要な審査に加え、
結婚式場との見積もりなど、本当に結婚式の費用としてお借りしているかという証明を
提出するなど、少し手間と準備の書類は必要ですが、
金利は3%~7%程度と、比較的低金利で受けることが可能です。
返済の原資として、祝儀をある程度見込めるので、ブライダルローンを展開している
金融機関もある程度安定して返済できる金融商品として考えているようです。
医療(メディカル)ローン
大きなけがや病気で手術・入院が必要な場合があります。
以前、高額医療に関する申請である程度費用を減額できることを紹介しました。
しかしそれでも10数万かかってしまいますし、急に費用が必要となった場合は
この医療費還付は後払いになりますので、一定の費用が必要になります。
そんな時に役に立つのが医療(メディカル)ローンです。
こちらも医療にかかった費用や入院費を証明する費用が必要になりますが、
金利は低く、3%程度から8%程度(年利)で融資をいただけるようです。
もちろん介護にかかる費用の融資や、歯の矯正やインプラントなど、
高額になりがちな歯科面・美容面での融資も可能なので、
一度かかりつけの病院にご相談してみてください。
病院で提携・紹介しているローンもあると思いますので。
カーローン
車も比較的高額な買い物で、ローンで購入されている方も少なくないと思います。
カーローンも車を買う事に限定しているので金利はある程度低く、1%~5%程度(年利)で
融資いただくことも可能です。
こちらは車を購入する販売店と車を買う話を進めるときに、
ローンありきで話が進むこともあるかと思いますので、営業の人に申請用の資料をもらい、
それに記入し審査を進めることでローンの話を進めることが可能かと思われます。
最近は自動車メーカーの系列のカード会社がローン商品を持っていることがありますので、
積極的にローンの利用を勧めることがありますので、
一括で購入したい場合などは注意してください。
最近はローンでしか車を購入できない場合もあるようです。頭金をたくさん入れて、数回だけでもいいからローンで支払いをしてくれと言われることもあるようで、そこまで行くと滑稽ですけどね。
教育ローン
教育もとても大事なもので、とてもお金がかかるものです。
塾や私立の学校、大学や留学でとても費用が掛かるものです。
もし将来お子さんが、留学したい、〇〇高校に行きたい、〇〇大学で学びたい・・・
そういったときに経済的な理由でお子さんの夢を断念させないといけないのであれば
悲しいですよね。
その時に支援してくれるのが教育ローンです。
入学を証明する書類も必要で、審査に時間がかかることもありますが、
金利は1%~2%程度で低金利に融資を受けることができます。
こちらは国で融資をしてくれる
日本政策金融公庫の「教育一般貸付(国の教育ローン)」
というのもありますのでぜひ困った場合は検討してみてください。
住宅ローン
こちらは本ブログでもちょくちょく紹介させていただいている住宅ローンです。
最近(2020年8月時点)は固定金利もとても低く、家を買う機会があればチャンスです。
詳細記載しておりますので、以下の記事をご参照ください。
今組んでおられる住宅ローンの金利が高いとお悩みの方は、
思い切って借り換えを検討してみるのも手です。
手数料が数十万~百万単位でかかりますが、うまくいけば金利をグンと下げられる可能性もあります。
カードローン
やはり目的別のローンになると、低金利で融資を受けられますが、用途の証明と、
その用途にかかる費用のみになります。用途に限定されず、ある程度幅を持たせて
融資を受けたいというのであれば、やはりカードローンが使い勝手がいいです。
金利は15%程度(年利)、比較的高い金利になることもありますが、
融資の用途・目的を限定されないし、
比較的柔軟に融資を利用することができます。
まとめ 利用目的を明確に、計画的に利用しよう

以上、各種ローンの紹介でした。
これ以外にもいろいろな用途のローンがあったりします。
贔屓にしている銀行や信用金庫がありましたらサイトを見てみたり、
窓口に相談してみてはいかがでしょうか?
目的別のローンは担保にできる動産(土地のように動かないものではない、
モノやサービスのこと)があったりするので、
審査をしっかり受ければお得に利用することができます。
ただ、ローンは計画と真面目な返済により、信用情報を磨くことができます。
逆に言えば、不必要にお金を借り、債務が過重になることで返済がうまくいかず、
信用情報に傷がつき、本当に必要な時に融資を受けられない、
という事にもなりかねません。
ローンの計画・融資は慎重にお願いします。
うまく付き合えばローンにより幸せな生活につながると思います。
困ったときのために頭に入れてください。
以上です。
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