おはようございます。やっと今日からお盆休みに入りました。
特に出かけるという用事は設定していないのですが、
この暑い中通勤ラッシュに苦しまない時期が6日ほどあるというのがありがたいです。
さて、転職に関する話を投稿させていただきます。
転職する際に重要なイベントである、退職に関する話です。
退職時は大変だしストレスがかかりますが、今日の内容が参考になれば幸いです。
退職日はいつに設定しますか?
今日は、転職活動で内定をもらい転職を決意した時の話です。
いつ会社に意思を伝え、退職日をいつにすべきでしょうか?
退職日の裏側にはもちろん内定先の入社日があるので、実は退職する元職場だけでなく、
内定先の事情も勘案すべきだと思います。
退職日は短くても1か月後だが、規程を確認!
転職に向けての努力が実り、企業様から内定というご縁をいただいたとき、喜びもそこそこに、
次に悩むのが「さて今の会社はいつまで働こうか」だと思います。
内定をもらってその足で退職の意向を伝えてしまうと、間違いなく話が長引きます。
ある程度ご自身の予定など、段取りを考えたうえで上司に伝えることがベターですね。
しっかりとどう話すか、しっかりと準備と覚悟をしましょう。
※たぶんそのあたりは転職エージェントを使っていればアドバイスいただけると思います。
では退職日をいつにするかですが、短くても1か月後に予定した方がいいですね。
引継ぎなど考慮するとそれくらいが妥当でしょうね。
3月に内定をもらって、すぐに上司に報告というのであれば、
4月末付で退社というような感じがスムーズかもしれませんね。
締め日の関係で半ばとかでもありだと思いますが、
そのあたりで設定しておきましょう。
ただ、社内の勤務規程等はしっかり読み込んでおいてください。
退職日を〇ヵ月後以降にするなど規定されていることがありますので
その場合は社内の規程を基準にしてください。
ちなみにボーナスをもらって退社するのであれば、ボーナス月まで在籍するようにしてください。
この時の退職日は、本当にその会社から自分の在籍がなくなる日です。
残った有給休暇の消化などの最終出社日は、上司と引継ぎなどの残務調整の話なので
基本的にご自身の最終出社日は調整の話になります。
ちなみに後の章で話しますが、例えば半年後という比較的長いスパンでの退職は、
内定先の事情で難しいと思います。
だいたい、1~3か月先が退職日になる、というのがよくあるパターンだと思います。特殊な事情を除き、1,2か月先を退職日に設定しましょう。
順序を踏まえてまずは直属の上司に報告
転職先を決心した後はできるだけ速やかに上司に伝えてください。
決心した次の日の朝にでも上司に
「相談したいことがあるので会議室に来ていただけますか?」などと言い、
周りから聞こえないところで退職の意思を伝えてください。
もう転職先は決まっていること、
転職の意思は固いこと、
退職日と、有給休暇消化による最終出社日はいついつにしたい、
引継ぎはこれを予定しているなど、淡々と話します。
だいたい理解ある上司はそれで理解してくれ、
上の上の上司、所属長、人事などへのエスカレーションは上司経由でやってくれると思います。
また、上司が判断をするまでは周りへの報告はNGです。
所属長へのエスカレーションの前に退職のうわさが流れ、エスカレーションの順序が
おかしくなるととても気まずくなります。
退職することを好意的に思ってくれる人がいるとも限りません。
陰口を言われたり、「仕事を残しやがって」とあらぬ抗議を受けたりしかねません。
また連鎖的に同僚の転職を誘発することもありえますので、退職のオープンは
会社側、上司が決めるべきだと思います。
また、上司の引き留めや所属長からの引き留めがあっても、
流されず転職の意思は変えない方がいいと思います。
給与アップやポジションの昇格を餌に引き留めの話があって、
それが魅力的で「辞めるのやーめた」ってなる気持ちも分かりますし、
それが本当に魅力的で慰留してもいいなら判断次第ですが、
一度辞めることを考えた社員が、その後残るというのは想定以上に気まずい雰囲気になります。
退職を断念しても、一度辞める意思を社内で示した人間としてレッテルを貼られます。退職を一度決意し、意思表示をしたのであれば、どれだけ魅力的な逆オファーをもらっても、引き返すのはやめましょう。
内定先はいつごろの入社を想定しているのか
これまでは退職する会社目線の話ですが、こちらは内定先の会社の話になります。
転職先の企業も、内定者のあなたの事情を考慮するので、すぐ来てくれ!とは言いませんが、
ある程度あなたの内定で組織再編を考えているので、
1か月後、2か月後など、ある程度遠くない時期の入社を想定していると思います。
なので、内定をいただいた後、オファー面談を実施し、オファー面談時に、
「今の会社はいついつ付けで退社をし、いついつから御社にお世話になります。」
と伝えておくと入社の話がスムーズに進みます。
内定先も今こういうスキル・経験を持った人が足りないから求人を出している、という状況なので
長くは待てません。
基本的には、オファー承諾後、1か月2か月で転職意思、環境を変えていくという
覚悟を持ってください。
転職先の入社日などの調整は、転職エージェントなどを使っている場合は、そこを窓口に調整してもらうと楽です。
まとめ:退職の意思をはっきり伝え、後戻りはしない
まとめると。。。
- 退職は短くても1か月後
- 内定が決まったときは上司に可及的速やかに報告、その時最終出社日と退職日を伝える
- 上司に転職報告のエスカレーションは任せる
- 慰留は基本的に受けない方がいい。自分の転職したいモチベーションを今一度振り返る
- 退職日は内定先の事情もあるので変に長引かせない
ですね。
転職時にもめることなく、「立つ鳥跡を濁さず」転職できればと思います。
しっかり誠意をもって退職し、手続き・引継ぎをすれば角は立ちません。
退職時の引継ぎのコツは「【円満な退職のために】スムーズな引継ぎの方法」も
ご参照ください。
退職の時の注意も書籍として世間でたくさん出ているので一読いただければと思います。
私は今も以前の職場の方と飲みに行ったり、スポーツに勤しんだりしています。
人間的には大好きな会社の人たちだったので、付き合いを続けています。
自分のキャリアチェンジを成功させるためにも、
スムーズな転職意思の伝達を心がけてくださいね。
以上です。
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