皆さんこんにちは。今日もご来訪感謝です。
以前の記事で少し述べたのですが、現在3回目の転職活動中です。
以前に比べ、年齢的に経験の浅い分野では敬遠されがちという事で、
20代後半から30代前半の転職活動と比べると、お断りされる回数も増えてきました。
以前より提出する求人も多いというのもあるのですが・・・
これまでの転職活動と比べ、今回は大きく変わったのは、
ヘッドハントサービスを使っての転職であること、
今まで転職のエージェントサービスを単体でしか利用していなかったのが、
今回は複数のサービスを利用した、ということです。
転職活動も終わりが見えてきたのですが、まだまだ終わっていないという事で、
ヘッドハントサービスのメリット・デメリットはまた別で紹介させていただくとして、
今回、複数のエージェントサービスを使うのは、重要だという事を感じましたので、
今日はその重要性を紹介させていただきます。
転職サービスを複数利用することのメリット・デメリット、見えてきたことなどを紹介させていただきます。
エージェントごとで得意領域・職種があるため、スキルの着眼点が変わる
今回私は以下のエージェントサービスを利用しました。
規模と強い職種や領域も併せて記載させていただきます。
- RGF・・・大規模 コンサルティング・ITに強い
- クイック・・・大規模 電機・機械などメーカーに強い
- インフォエックス・・・中小規模 コンサルティング・経営系に強い
- JACリクルートメント・・・大規模 全般的に求人多いが外資系に強い
- パソナ・・・大規模 全般的に求人多し
- KVC・・・中小規模 コンサルに強い
- ベストキャリア・・・中小規模 コンサル・ITに強い
- エグゼクティブリンク・・・中小規模 コンサルに強い
一社につき一人 エージェントと面談しました。
最近はコロナ禍で対面しづらいというのもあり、電話面談やリモート面談が主流で、
意外と手軽に会えるのが楽です。
ビズリーチとキャリアカーバーに登録していたのですが、そこからくるスカウトで、
大手と、大手がカバーしきれないニッチに強い領域の転職サービスを利用したくて、
「話を聞いてみたいな」と思えるエージェントに連絡を取りました。
基本的には無料で利用できますし、こちらがもたもたしているからと言って
怒られたりすることもないので、できる限り気になればコンタクトをとるのはアリかと思います。
私が紹介した転職サービスを利用したければググってみたり、ビズリーチやキャリアカーバーなど、転職サービスの登録をしてみてください。
着眼点が異なるため、職務経歴書のフィードバックも、多くの視点が入る

それだけエージェントが変わると得意領域が変わるので、
それだけエージェントも着眼点も異なります。
その業界ではウケが良いように「こう書いて経験スキルをアピールしましょう」と
教えてくれます。利用するエージェントが多くなると、それだけ多くの視点で職務経歴書を
フィードバックしてくれ、ブラッシュアップできるという事です。
エージェントによっては添削してくれない人がいたり、
「あまりこの修正は受け入れにくいなぁ」という事もありますが、もしかしたらそれは
御自身のキャリアに合わない求人ばかり進めるエージェントかもしれませんので、
職務経歴書の指摘の方向性は、そのまま転職の方向性を示唆することになるかもしれませんね。
納得できる指摘をしてくれるエージェントさんの修正は素直に取り入れ、どんどんブラッシュアップしていきましょう。書類選考率も改善していくと思います。
同じ会社の求人でも、エージェントごとで違う部署の求人を提示してくることもある
このように複数のエージェントと話をすると、それぞれで強味を持つ領域が異なりますし、
大手所属のエージェントは、担当するエージェントの得意領域も異なってまいりますので、
担当のエージェントと面談後、他のエージェントからも求人が来ます。
例えば、以下のような経験を職務経歴書に記載したとします。
- A社というSierでプロジェクトマネジメント経験
- B社というSierでインフラエンジニアとして従事
- C社のコンサルティングファームとして従事 ・・・
このように記載すると、ITに強いエージェントはA社とB社の経験を見て、
IT系の求人を多めに持ってきますし、
コンサルティングファームに強いエージェントはA社、B社の経験も見つつ、C社の経験を重視して
IT系コンサルタントの求人を多く持ってきます。
また、コンサルティングファームに強いコネクションを持っている場合、
IT系のコンサル求人だけでなく、コンサルティングファームと強いコネクションがあれば、
同じコンサルティングファームでも違う求人を用意するエージェントもいます。
なぜか、大手より中小のエージェントさんの方が、有名企業でも多くの求人を持っていたりします。
複数使う分だけエージェントへの面談、選考が多くなるので、大変なのは確か
しかし、良いことばかりではありません。
利用するエージェントが増えると、それだけエージェントとの面談、書類の添削・修正、
求人の提出とその確認、選考の数が増えますので
それだけ負荷がかかります。
できれば、ご自身の負荷に応じて利用するエージェントをコントロールしましょう。
私が利用した例で行くと、JACリクルートメントとパソナは大手だけあって、
どんどん求人を提示してきます。
中には「なんでこれを推薦してきた?」と思われる、自分のニーズや経験に合わない人物像を求める
求人を見せてくることもあり、全部の求人を受け入れなくても良いです。
複数のエージェントを利用すると、いろいろ限定しても、
それでも20~30の求人を出すことになります。それだけ出せれば十分だと思います。
自分とマッチしないだろうな・・・と思う求人の選考は、やはり選考突破率も悪いです。
選考通過率が悪いとメンタル的にも堪えますので、ここぞという求人に絞りましょう。
個人的には書類提出後の選考期間が悪いと選考見送りになりやすい傾向があると思っています。
「【選考結果待ち】選考結果の待ちが長いと受からないのか?」もご参照ください。
相性が悪いエージェントは選考通過率も悪く、求人のピントも合わない

向こうは悪気は無いかもしれませんが、相性が悪いエージェントに当たると、
先ほども述べましたが、ピンとこない求人ばかり出てきます。
求人票を見て、業務内容と、求める人物像を見て、
8割がた自分の希望とスキル・経験が合わなければ選考はやめておいた方が良いでしょう。
できればエージェントに「〇〇が自分の希望とマッチしないので、この求人はいらない」
と言えばすんなり引き下がってくれ、求人の見直しもしてくれますが、
大手ほど機械的に求人をセレクトしてくるのか、出てくる求人に何ら改善されない場合があります。
その際は求人自体を無視しておきましょう。
全てに応えても、自分の経験・企業のニーズに合わない求人に選考するばかりで
選考通過も難しいし、不安・不幸を生むだけです。
とはいえ、企業と話をすることで良い発見をすることもありますので、「この求人気になる」と思ったら情報収集の観点でも良いので選考にチャレンジしてみましょう。
まとめ:一度話を聞いて気に入ったエージェントをバンバン使うべき
以上、複数エージェントを利用すべき理由とデメリットの紹介でした。
複数エージェントを利用するとそれだけ負荷は増えますが、それだけ幅広い求人、
求職者も知らないスキルの棚卸しや見方をしてくれますので、良い転職活動に近づくと思います。
うまく書けた職務経歴書は、
そのまま自分のキャリアの棚卸をした、価値あるものとしてずっと置けますしね。
忙しくならない程度に複数エージェントをぜひ利用して、どんどん比較してみましょう。
基本的にエージェントは無料なので、金銭的な負担はほぼありません。どんどん使っていきましょう。
以上です。