おはようございます。

最近残暑のせいか、少し疲れ気味です。。。
何かしようにも体が重く、何かしようにも体が活発に動きません。
無理せずゆっくりやろうと思います。
では、今日の本題に入らせていただきます。
久しぶりに、読んだ本の内容について紹介したいと思います。
「学び効率が最大化するインプット大全」
最近、樺沢紫苑さんの「学び効率が最大化するインプット大全」を読みました。
こちらは 樺沢さんの「学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)」
の続編として出されたものです。
良質なアウトプットを出すためには、良質なインプットが必要という事で、
私も読んでみました。
結構まとめ方も上手で、分かりやすいのでお勧めです。
この中から私が印象に残った内容を何点か紹介させていただければと思います。
インプットは重要ですね。量だけでなく質も意識したいところです。
インプットとアウトプットは表裏一体

何かを読んだり、勉強したり、得られた情報を外に発信をしたり。。。
インプットをする際は、アウトプットを同時に意識すべきです。
例えば、セミナーに参加した時、話を聞きながらメモを取ります。
人と会話をするとき、聞いたことに対して相槌など、話しかけます。
インプットとアウトプットは同時にされることを意識し、表裏一体であることを意識しましょう。
あまり関係のない話かもしれませんが、会議とかでも議事録を取るために録音すると、
録音機があることで安心してしまい、メモを取る手が鈍ってしまいます。
録音に頼らず、その場でメモしきることで吸収力・まとめ力が向上すると思いますね。
議事録やセミナー中のメモをできるだけ漏れなく書きとることが重要になってきます。「【会議やセミナーを聞き逃さない】議事録のメモを素早く取るコツ」もご参照ください。
アウトプット前提でインプットしよう

セミナーや勉強会など参加した時は、会社に共有する。上司に報告する。
そういったアウトプットを前提にして、参加しましょう。
本を読むときもブログやSNSで共有することを前提に読んでみましょう。
私も最近セミナーに参加したり本を読んだりするときに実践してみたのですが、
やはり誰かに共有することを意識すると、「どこを伝えるべきか」、「どこが重要なのか」
を意識しながら話を聞く、本を読むので、整理しながらインプットすることになり、
吸収度・集中度が段違いに上がります。
インプット・アウトプットは同時に行うのを意識すべきという話をしましたが、
メモの取り方が段違いに効率よくなります。
また、聞き漏らすまいと、集中力が上がります。
社外のセミナーに参加するときなどは、上司から特段言われなくても
共有・報告書を書くつもりで参加してみましょう。
退屈で眠くなりがちな社内の打ち合わせも、アウトプットを意識すれば、退屈な意識が変わって集中し、得るものが多いものになるものになります。「【居眠り防止策】会議中に居眠りしないための対策・意識」もご参照ください。
自分が興味ある分野を3つ、いつでも挙げられるようにする
自分が興味あることは3つは言えるようになりましょう。
興味を誰かに即座に話せるほど意識しておくことで、興味ある事案に出会った時には
興味のアンテナが過敏に反応するようになります。
私は「AIなどの先端技術」・「教育」・「健康」に興味があるので
やはりそういった記事や著書に対して目が行きますね。
そういう普段から意識していて、喧騒の中でもその情報に目や耳がいってしまう事を
「カクテル・パーティ効果」というそうです。
カクテルパーティーのように、たくさんの人がそれぞれに雑談しているなかでも、自分が興味のある人の会話、自分の名前などは、自然と聞き取ることができる。このように、人間は音を処理して必要な情報だけを再構築していると考えられる。この機能は音源の位置、音源毎に異なる声の基本周波数の差があることによって達成されると考えられる。つまり、このような音源位置の差や基本周波数の差をなくした状態で、複数の人の音声を呈示すると、聞き取りは非常に難しくなる。
Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E5%8A%B9%E6%9E%9C) より引用
普段から仕入れたい知識・分野を意識しておき、
知識をすぐ拾えるようにアンテナを敷いておきましょう。
びっくりするぐらい、普段の生活の中で見かけるネットニュースや会話の中から
情報が浮き出て見えてきます。
興味ある情報のカテゴリーを意識していると新聞の見出しやメルマガのニュースなども過敏に反応し、面白そうな見出しがあれば記事を見ようとする習慣ができますね。
持って帰りたい内容を3つあれば十分
何かセミナーに参加したときの「セミナーで学んだこと」、
本を読んだときに「本を読んでいいな」と思った内容、
こういった「学びの気づき」は3点見つければ良いと思います。
せっかく有意義なセミナーや書籍に出会った時は、
「一言一句漏らすまい」と意気込みがちなのですが、一言一句を全部持って帰るのは難しいです。
集中力も最初から最後まで維持できませんし、何より全部を記憶しようとしても
脳がパンクして忘れてしまいます。些細なところが頭に残り、
重要な内容が漏れてしまう事があります。
「今日は大事な内容を3つ、持って帰るぞ!」という意識で聞く・読むことで、
「注意のアンテナ」が立ち、集中力が高まります。その結果、学びも3つ以上に
多く持って帰られることもあります。
欲張らずに、まずは3つ持って帰る意識で臨みましょう。
ちなみにこの著書の中では「3」というキーワードが良く出てきます。
「3人寄れば文殊の知恵」とか、日本の言葉に「3」が付くのが多いのは、
3という数字に何か不思議な力があるからでしょうね。
ちなみに私は「学び効率が最大化するインプット大全」の印象に残った点を3つ、
書こうとしたのですが、4つ書いてしまいました。。。
3つを意識しましたが、それ以上印象に残っていましたね。
まとめ:インプットの質を上げるとアウトプットも自然と向上する
以上、「学び効率が最大化するインプット大全」の紹介でした。
樺沢さんは医療関係の人なので、インプットを最大化するためのコツや心構えを
医学的な観点からも紹介してくださっていますし、今日は4つだけ紹介しておりますが
もっともっといろんなインプット最大化手段が紹介されております。
しかもアウトプットをよくすることも同時に意識されているので、アウトプットの質も
同時に良くなるような話ばかりです。
インプットとアウトプットって卵とニワトリの関係なんですよね。
アウトプットとインプット、どちらが先かわからないし、
またどちらもきっかけにインとアウトが循環するものだと思います。
スキル・知識のインプット・アウトプットでお悩みの方がおられれば
是非読んでみてください。
「学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)」もぜひ読んでいただいて、
最強のインプット・アウトプットを実践してみてください。
以上です。
コメント